浜田省吾 SHOW ME YOUR WAY J.BOY!
父さん、昨夜夢を見たよ。
家族が昔のように一緒に暮らしている夢だ。
夢の中では、兄弟3人にひとつずつ部屋があるんだ。
その家を持つことが出来て、父さんはとても得意げだったよ。
16歳の時から働きはじめた父さんの夢といったら、
おれ達の為に家を建てることだったものね。
おれ達いつも転勤の度に借りたちっぽけなアパート暮らしで、
重なるみたいにして暮らしてたものね。
65才の時、やっと田舎に小さな家を持つことが出来たけど、
その時はもう皆ばらばらだった。
病気のお袋の世話もその年でするのは大変だっただろう。
それ以上にお袋も辛かっただろう。
時々、男と女そして夫婦って何だろうと思うよ。
若い頃のおれといったら
”親父と同じような人生は送りたくない”が口癖のようだった。
金や美しい女や自由を追いかけて、ROCK&ROOLのバンドをはじめた。
そして今も九州の高速道路をツアーバスに揺られて走っている。
おれは、33才になった。
父さんがあの苦しい時代を生き抜き、
おれ達子供を育てたことがどういうことなのかわかるようになった。
父さん、何も心配しなくていいよ。
子供たちはうまくやってゆく。
父さんたちに負けないようにね
ON THE ROAD ’86 “I’m a J.BOY”
SHOW ME YOUR WAY J.BOY!
君の生き方を見せてくれ#浜田省吾 のJ.BOY30周年記念Box到着。86年は東京の大学に編入を決めた年でAMERICAに思いを重ね、唯一一緒に博士課程に進んだ友人が自ら研究者の道を絶った時はJ.BOYに生きる勇気をもらい、その歌詞SHOW ME YOUR WAYに生き方を考えました。心して聴きます。 pic.twitter.com/joipKpABwW
— アントニオ(教授)⊿坂組がドルヲタ最終章 (@kazu_hamamoto) 2016年11月8日