立秋に観た浜田省吾『夏の終り』
8月7日。
二十四節気の第13「立秋」。
夏は始まったばかりだというのに、暦の上では秋。
秋の気配を感じることがないまま、浜田省吾さんの『夏の終り』を観た。
この曲を聴くと思いだすことがある。
横アリ。横浜アリーナのことを。
誰がなんと言おうが、わたしの聖地。
思い出がたくさんあるアリーナ。
まだ若かった頃、チケットの買い方さえも知らなかった。
ある日、ぴあで先行があるという情報を知り、コンビニで買いまくった。
お金の許す限り。とまではいかないものの、片手以上だったと記憶している。
いくつもの書店やコンビニで買い集めた。
関東周辺。
おそらく代々木体育館や横浜アリーナの申し込みが出来るようになっていて。
リザーブシートという名称だったかも知れない。
この、ぴあのリザーブシートに申し込んだ。
1つの会場に複数枚で。
どうせ当たらないだろうと。
やがて結果発表がされ、申し込みをしたものは すべて当選してしまった...。
リザーブシート1枚の申し込みにつき2名。
喜んでいいのか悪いのか、座席はどこなのかもわからないままチケット代金を支払った。
チケットが届き座席を観ると、スタンドと書かれていた。
当時、スタンドはどこなのか。それすらも知らず、知る方法もわからず、コンサートに行ける。浜田省吾さんに会える。浜田省吾さんを生で観れる。浜田省吾さんの生の歌を聴ける。そる思うと、うれしくて仕方がなかった。
そして訪れた、コンサート当日。
早めに家を出て、グッズを買い求め。待機列に並んで入場。座席は、南スタンド。しかも、後ろから数えた方が早い場所だった。
肉眼では、もちろん浜田省吾は見えない。米粒ほどにも。そんな座席だった。
やがて照明が落ち、コンサートが始まった。周囲の人は、座席がどこだろうと楽しむすべを知っていた。ビギナーのわたしは、米粒ほども見えない座席で、どう楽しめばいいのかわからず。ひたすら力いっぱい拍手をした。
あれはそう、19。
路地裏から東京へ出てきた年だった。
夏の終り
1990年6月21日に発売されたアルバム『誰が為に鐘は鳴る』収録。
作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾
編曲:梁邦彦 with The Band
参加ミュージシャン
・町支寛二 - Guitars & Backing Vocals
・高橋伸之 - Drums
・関雅夫 - Bass
・古村敏比古 - Saxophone & Flute
・梁邦彦 - Keyboards & Computer Programming
ADDITIONAL MUSICIANS
・溝口肇 - Cello
・coba - Accordion
・渡辺等 - Mandolin
二十四節気の第13「立秋」。
夏は始まったばかりだというのに、暦の上では秋。
秋の気配を感じることがないまま、浜田省吾さんの『夏の終り』を観た。
この曲を聴くと思いだすことがある。
横アリ。横浜アリーナのことを。
誰がなんと言おうが、わたしの聖地。
思い出がたくさんあるアリーナ。
まだ若かった頃、チケットの買い方さえも知らなかった。
ある日、ぴあで先行があるという情報を知り、コンビニで買いまくった。
お金の許す限り。とまではいかないものの、片手以上だったと記憶している。
いくつもの書店やコンビニで買い集めた。
関東周辺。
おそらく代々木体育館や横浜アリーナの申し込みが出来るようになっていて。
リザーブシートという名称だったかも知れない。
この、ぴあのリザーブシートに申し込んだ。
1つの会場に複数枚で。
どうせ当たらないだろうと。
やがて結果発表がされ、申し込みをしたものは すべて当選してしまった...。
リザーブシート1枚の申し込みにつき2名。
喜んでいいのか悪いのか、座席はどこなのかもわからないままチケット代金を支払った。
チケットが届き座席を観ると、スタンドと書かれていた。
当時、スタンドはどこなのか。それすらも知らず、知る方法もわからず、コンサートに行ける。浜田省吾さんに会える。浜田省吾さんを生で観れる。浜田省吾さんの生の歌を聴ける。そる思うと、うれしくて仕方がなかった。
そして訪れた、コンサート当日。
早めに家を出て、グッズを買い求め。待機列に並んで入場。座席は、南スタンド。しかも、後ろから数えた方が早い場所だった。
肉眼では、もちろん浜田省吾は見えない。米粒ほどにも。そんな座席だった。
やがて照明が落ち、コンサートが始まった。周囲の人は、座席がどこだろうと楽しむすべを知っていた。ビギナーのわたしは、米粒ほども見えない座席で、どう楽しめばいいのかわからず。ひたすら力いっぱい拍手をした。
あれはそう、19。
路地裏から東京へ出てきた年だった。
夏の終り
1990年6月21日に発売されたアルバム『誰が為に鐘は鳴る』収録。
作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾
編曲:梁邦彦 with The Band
サンディエゴフリーウェイを南へ走ってる
国境線越えたら砂埃舞うメキシコ
夏の終りの乾いた風が窓から
おれの口笛吹き飛ばす
夏の終り / 浜田省吾
https://www.uta-net.com/movie/38561/ target=_blank>浜田省吾『夏の終り』歌詞
参加ミュージシャン
・町支寛二 - Guitars & Backing Vocals
・高橋伸之 - Drums
・関雅夫 - Bass
・古村敏比古 - Saxophone & Flute
・梁邦彦 - Keyboards & Computer Programming
ADDITIONAL MUSICIANS
・溝口肇 - Cello
・coba - Accordion
・渡辺等 - Mandolin