浜田省吾さんがプロデュースした中嶋ユキノさんのアルバム『Gradation in Love』
浜田省吾さんのプロデューサーとアレンジャーを語るよりプロデューサーとしての浜田省吾さんを語ろう。そんなことを考えました。
「名選手、名監督にあらず」。ということわざがありますが、アーティストとして成功した浜田省吾さんは、名プロデューサーなのか。確認してみたい。そう思いました。
浜田省吾さんがプロデュースする中嶋ユキノさん。すでに3枚のアルバムをリリースしています。最新アルバム『Gradation in Love』にはスペシャルパージがあり、浜田省吾さんのインタビューが掲載されています。
中嶋ユキノOFFICIAL WEB SITE
中嶋ユキノさんには大変申し訳ないのですが、初めて公式サイトを見させていただきました。中嶋ユキノさんが好きとか嫌いとか言う前に、中嶋ユキノさんに興味を持てなかった。
持てなかったより持とうとしなかった。それが本音かも知れません。心のどこかで、中嶋ユキノさんを避けようとしていたかも。なぜなら、浜田省吾さんが中嶋ユキノさんをプロデュースということを、受け入れることが出来なかったからだと思います。
浜田省吾さんがなぜ?という気持ちが強かった。とても複雑な心境で、自分の中で消化できないものがありました。それで、食べようともしなかった。
おいしいのか、甘いのか、しょっぱいのか、からいのか。それを知ろうともしなかった。知る必要はないと思っていた。その存在自体を避けていたのです。
名前だけは知っているけれど...。そこから、一歩進んでみること。それは、並大抵な覚悟では出来なかったです。それが、今回、浜田省吾さんが中嶋ユキノさんをどのようにプロデュースしたのか。それを確認するために、中嶋ユキノさんの曲を聴くこととなりました。


Gradation in Love
収録曲:
01.Magenta Skyline 作曲・編曲:宗本康兵
02.もう二度と 作詞・作曲:中嶋ユキノ 編曲:宗本康兵
03.冬になると 作詞・作曲:中嶋ユキノ 編曲:宗本康兵
04.1分1秒 作詞・作曲:中嶋ユキノ 編曲:石成正人
05.恋模様 作詞・作曲:中嶋ユキノ 編曲:石成正人
06.最後の恋 作詞・作曲:中嶋ユキノ 編曲:宗本康兵
07.大丈夫は大丈夫じゃない 作詞・作曲:中嶋ユキノ 編曲:石成正人
08.僕はボク 作詞・作曲:中嶋ユキノ Cello編曲:宗本康兵
09.キミに贈る歌 作詞:中嶋ユキノ 作曲:Sin 編曲:石成正人
10.夢の中で Merry Christmas 作詞:中嶋ユキノ 作曲:Sin編曲:宗本康兵
11.お・ふくろうママの歌 作詞・作曲:中嶋ユキノ・浜田省吾 編曲:宗本康兵
・自分自身のオリジナルアルバムで会心作が出来た時と同じくらいの充実感、手応えを今は感じている
・中嶋ユキノの未来像として「アレンジが出来て、サウンドも自分で作るシンガー&ソングライター」というのがあるので、やれるところまで自分でサウンドを作って下さいと
・アレンジャーにはリズムやビートはクリーンでタイトなものにしてほしいと要望
・ドラムは打ち込み。揺れのまったくないジャストなもの。生ドラム系であっても、微妙に加工されたエレクトロニカ系な音であるとか、ヒップホップ系とかEDM系の打楽器の音を混ぜて欲しい、と伝えました。そこが、今回のサウンドコンセプトにおけるポイントのひとつ
・中嶋さんは、人間が叩く生ドラムにこだわっていて、そこは闘いだった
・中嶋さんには女性の視点からリアルな歌を書くシンガー&ソングライターになってほしい
・中嶋さんは、最初は必ず抵抗する人
・『お・ふくろうママの歌』のコーラスは、中嶋さんの声域が高いので、下を支えることによってふくらみや柔らかさが出るだろうと思って入れました
結びで、プロデューサー浜田省吾さんから中嶋ユキノさんへ ひと言ありました。
以下の言葉は、浜田省吾さんが中嶋ユキノさんをプロデュースする際に語った言葉です。
まさに、『Gradation in Love』でのインタビューそのものです。まだまだ途上。プロデューサー浜田省吾は、中島ユキノというアーティストの土台を作っているのですね。
宗本康兵さんは、中嶋ユキノさんと学生時代からの親友。プロデューサー浜田省吾さんは、中嶋ユキノさんが宗本康兵さんと一緒にアルバムを作りたいと望んでいたのを感じていたと言います。
プロデューサー浜田省吾さんは、その気持ちを察して、そして、これから先もずっと中嶋ユキノさんと宗本康兵さんが音楽人生を共にする仲間であって欲しいと願い、宗本康兵さんをアレンジャーとして起用しました。
また、石成正人さんは、Fairlife(浜田省吾、水谷公生、春嵐によるプロジェクト)で浜田省吾さんが一緒にやったことがあり、ミュージシャンとしてのスキルの高さについてはよく知っていたと。
今後のことを考えて、石成正人さんをアレンジャーとして起用しています。気遣いの人、プロデューサー浜田省吾。まさに親心。今後の中嶋ユキノの人間関係の橋渡しをしているんですよね。
そして、プロデューサー浜田省吾さんは、自分がしてもらったようにアーティスト中嶋ユキノに課題を課して、いいところを伸ばそうと育てている...。
自分の若い頃を例にだし、
と。
中嶋ユキノさんは、1984年9月13日生まれ。まもなく36才。プロデューサー浜田省吾さんが話した30代後半。ここからが勝負です。浜田省吾さんは、「第二のデビュー・アルバム」と語るアルバム『Home Bound』を「1980年10月21日に発売。1982年には日本武道館でのコンサートを行うなど、30才にしてサクセスストーリーはが走り出しました。
その浜田省吾さんが、「0代後半くらいから」と語るのは、やさしさ以外のなにものでもないですよね。このプロデューサー浜田省吾さんの愛を感じて、アーティスト中嶋ユキノさんは ひと回りもふた回りも成長して欲しい。そう願っています。
「名選手、名監督にあらず」。ということわざがありますが、アーティストとして成功した浜田省吾さんは、名プロデューサーなのか。確認してみたい。そう思いました。
浜田省吾さんがプロデュースする中嶋ユキノさん。すでに3枚のアルバムをリリースしています。最新アルバム『Gradation in Love』にはスペシャルパージがあり、浜田省吾さんのインタビューが掲載されています。
中嶋ユキノOFFICIAL WEB SITE
中嶋ユキノさんには大変申し訳ないのですが、初めて公式サイトを見させていただきました。中嶋ユキノさんが好きとか嫌いとか言う前に、中嶋ユキノさんに興味を持てなかった。
持てなかったより持とうとしなかった。それが本音かも知れません。心のどこかで、中嶋ユキノさんを避けようとしていたかも。なぜなら、浜田省吾さんが中嶋ユキノさんをプロデュースということを、受け入れることが出来なかったからだと思います。
浜田省吾さんがなぜ?という気持ちが強かった。とても複雑な心境で、自分の中で消化できないものがありました。それで、食べようともしなかった。
おいしいのか、甘いのか、しょっぱいのか、からいのか。それを知ろうともしなかった。知る必要はないと思っていた。その存在自体を避けていたのです。
名前だけは知っているけれど...。そこから、一歩進んでみること。それは、並大抵な覚悟では出来なかったです。それが、今回、浜田省吾さんが中嶋ユキノさんをどのようにプロデュースしたのか。それを確認するために、中嶋ユキノさんの曲を聴くこととなりました。

Gradation in Love
収録曲:
01.Magenta Skyline 作曲・編曲:宗本康兵
02.もう二度と 作詞・作曲:中嶋ユキノ 編曲:宗本康兵
03.冬になると 作詞・作曲:中嶋ユキノ 編曲:宗本康兵
04.1分1秒 作詞・作曲:中嶋ユキノ 編曲:石成正人
05.恋模様 作詞・作曲:中嶋ユキノ 編曲:石成正人
06.最後の恋 作詞・作曲:中嶋ユキノ 編曲:宗本康兵
07.大丈夫は大丈夫じゃない 作詞・作曲:中嶋ユキノ 編曲:石成正人
08.僕はボク 作詞・作曲:中嶋ユキノ Cello編曲:宗本康兵
09.キミに贈る歌 作詞:中嶋ユキノ 作曲:Sin 編曲:石成正人
10.夢の中で Merry Christmas 作詞:中嶋ユキノ 作曲:Sin編曲:宗本康兵
11.お・ふくろうママの歌 作詞・作曲:中嶋ユキノ・浜田省吾 編曲:宗本康兵
アルバム『Gradation in Love』について、プロデューサー浜田省吾のインタビュー
・自分自身のオリジナルアルバムで会心作が出来た時と同じくらいの充実感、手応えを今は感じている
・中嶋ユキノの未来像として「アレンジが出来て、サウンドも自分で作るシンガー&ソングライター」というのがあるので、やれるところまで自分でサウンドを作って下さいと
・アレンジャーにはリズムやビートはクリーンでタイトなものにしてほしいと要望
・ドラムは打ち込み。揺れのまったくないジャストなもの。生ドラム系であっても、微妙に加工されたエレクトロニカ系な音であるとか、ヒップホップ系とかEDM系の打楽器の音を混ぜて欲しい、と伝えました。そこが、今回のサウンドコンセプトにおけるポイントのひとつ
・中嶋さんは、人間が叩く生ドラムにこだわっていて、そこは闘いだった
・中嶋さんには女性の視点からリアルな歌を書くシンガー&ソングライターになってほしい
・中嶋さんは、最初は必ず抵抗する人
・『お・ふくろうママの歌』のコーラスは、中嶋さんの声域が高いので、下を支えることによってふくらみや柔らかさが出るだろうと思って入れました
結びで、プロデューサー浜田省吾さんから中嶋ユキノさんへ ひと言ありました。
焦らずに自分を磨いて、近い将来も遠い将来も含めて、音楽シーンの中に自分の生きる場所をしっかり確保してほしいと願っています。その手伝いの過程において、俺自身も音楽に関わる楽しさを感じることが出来たら、それが自分へのうれしいフィードバックです。
以下の言葉は、浜田省吾さんが中嶋ユキノさんをプロデュースする際に語った言葉です。
彼女がこれから10年、20年、音楽を続けられるよう基礎となる土台を作ってあげられるといいですね。
まさに、『Gradation in Love』でのインタビューそのものです。まだまだ途上。プロデューサー浜田省吾は、中島ユキノというアーティストの土台を作っているのですね。
宗本康兵さんは、中嶋ユキノさんと学生時代からの親友。プロデューサー浜田省吾さんは、中嶋ユキノさんが宗本康兵さんと一緒にアルバムを作りたいと望んでいたのを感じていたと言います。
プロデューサー浜田省吾さんは、その気持ちを察して、そして、これから先もずっと中嶋ユキノさんと宗本康兵さんが音楽人生を共にする仲間であって欲しいと願い、宗本康兵さんをアレンジャーとして起用しました。
また、石成正人さんは、Fairlife(浜田省吾、水谷公生、春嵐によるプロジェクト)で浜田省吾さんが一緒にやったことがあり、ミュージシャンとしてのスキルの高さについてはよく知っていたと。
今後のことを考えて、石成正人さんをアレンジャーとして起用しています。気遣いの人、プロデューサー浜田省吾。まさに親心。今後の中嶋ユキノの人間関係の橋渡しをしているんですよね。
そして、プロデューサー浜田省吾さんは、自分がしてもらったようにアーティスト中嶋ユキノに課題を課して、いいところを伸ばそうと育てている...。
自分の若い頃を例にだし、
30代後半くらいからやっとまともな歌が書けるようになったし、ちゃんとライブが出来るようになった気がします。
と。
中嶋ユキノさんは、1984年9月13日生まれ。まもなく36才。プロデューサー浜田省吾さんが話した30代後半。ここからが勝負です。浜田省吾さんは、「第二のデビュー・アルバム」と語るアルバム『Home Bound』を「1980年10月21日に発売。1982年には日本武道館でのコンサートを行うなど、30才にしてサクセスストーリーはが走り出しました。
その浜田省吾さんが、「0代後半くらいから」と語るのは、やさしさ以外のなにものでもないですよね。このプロデューサー浜田省吾さんの愛を感じて、アーティスト中嶋ユキノさんは ひと回りもふた回りも成長して欲しい。そう願っています。